塔の町に暮らす

イタリア・トスカーナ州、塔の町サン・ジミニャーノでの日々。

関節リウマチ

ずいぶんと更新まで間が空いてしまいました…

サン・ジミニャーノはすでに夏の日差しとなり

多くの観光客でにぎわっています。

 

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毎年、夏にはこの小さな街で多くのアートイベントが催されます。

 

話変わって、

じつは、私は一年前に関節リウマチを発症。

イタリア滞在2年目の夏でした。

初めは手足の関節の鈍痛に、原因が分からず。

 

日本での個展を控えていたため、

そのプレッシャーと、イタリア滞在2年目の疲れが出てるのだろうと。

 

個展のために帰国した際、医師から関節リウマチとの診断を受け。

日本で半年ほど治療したのち、今年の3月にイタリアに戻ったのでした。

 

イタリアの部屋を引き払って、日本で治療することも考えたけれど…

でも、できることならイタリアで治療しながら制作を続けたい。

 

医療システムも日本とは異なるイタリアでの治療。しかも、私はイタリア語の勉強がまだまだ足りない…

それでも、少しでも望みがあるのなら、イタリアでの治療にチャレンジしてみたい。

 

この事で、アレコレと手続き、検査などを重ねて三か月…

今日から、ようやく薬での治療が始まりました。

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ホッとしたと同時に、薬が効いてくれますようにと願いながら。

 

リウマチ治療やイタリアでの医療などのこと、自分の経験の範囲ですが、時々、健忘録として記録していこうと思っています。

 

 

 

サンタ・フィーナのスミレ

3月末、サン・ジミニャーノの町には黄色の可愛らしいスミレの花が咲きます。

この花にはサン・ジミニャーノ守護聖人である、聖女サンタ・フィーナの伝説があります。

 

以下、ウィキペディア先生より…

 

フィーナ・チィアルディ(Fina Ciardi、1238年- 1253年3月12日)は、カトリック教会の聖人。聖フィーナ(Saint Fina)と呼ばれる。

イタリア・トスカーナ地方のサン・ジミニャーノにおいて、守護聖人として崇敬される。

 

フィーナさん、病のために15歳という若さで天に召されてしまうのですが。

彼女が息をひきとる際、町中にこの黄色のスミレが花咲いたそうです。

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黄色い花を見つけると、あぁ、もう春なのだな、と嬉しくなります。

 

春の陽気

三月も後半になり、サン・ジミニャーノにも春の陽気が訪れてきました。

 

サン・ジミニャーノ(San Gimignano)には、美しい塔が立ち並んでいます。

この町並みが1990年にサン・ジミニャーノ歴史地区としてユネスコ世界遺産に登録されていることもあり、多くの観光客が訪れます。

 

いよいよ春、観光客で賑わうシーズンの到来です。f:id:Nyanpachi:20190326040808j:image

 

 

ごあいさつ

イタリアとの出会いから3年目の春をむかえました。

いろいろな出会いやご縁で、

現在はトスカーナ州サン・ジミニャーノに暮らしています。

日々のことやリウマチのことなど、

イタリアで過ごす日々の覚え書きとして

ブログを綴ってていこうと思います。